左利きのようなのです。
いや、確実に左利きです。
1歳になる前頃から物を持つ手が左でした。
ご飯を手で食べるようになった時も主に使っていたのは左手。
この頃から利き手右に矯正するかどうか、悩み迷っていました。
職場に3人左利きの人がいて、2人は字を書くのは右で他は左。
1人はすべて左の人がいます。
それぞれに左利きで困ったことがあるか、矯正は嫌だったかいろいろ聞いてみたところ、
ある人の話がさらに私の迷いを大きくさせました。
彼女の妹さんの話で、同じく妹さんも左利き。
ご両親が矯正しようとしたところ、妹さんにはそれがストレスだったようで、
吃音が出るようになってしまったのだそうです。
ご両親はそれで矯正を止めたそうで、妹さんはすべてのことにおいて左でするのだそうです。
私が最初に迷ったのはまさにこれで、矯正することで何らかのストレスがヤヤコにかかり、
それで成長に影響が出ないか・・・、ってことでした。
そんなこんなで矯正しないままヤヤコは3歳半になり、
今はお箸もぬりえも左手でします。
矯正のこと、どうするかまた考えなきゃなぁ・・・・。
ふと、思い出した。
実は私の兄貴が左利き。
兄貴は字を書くことだけは右手で、あとはほぼ左手です。
そんな身近に左利きがいることを忘れとった私って・・・。
で、うちの母ちゃんに兄貴の左利きのことを聞いてみました。
「兄ちゃんの左利きは矯正するつもりはこれっぽっちもなかったで。
ただな、あの子は左手で字を書くと鏡文字を書きよったん。
これはあかんと思って習字を習わせて、字を書くことだけは矯正したんよ。」
ふぅん・・・
母ちゃんの世代以上の人は利き手を矯正するのが当たり前と考える人が多いのに、
うちの母ちゃんって意外とゆるゆるな子育てしとったんやなぁ・・・^^;
先日、帰省した時に兄貴も実家に帰ってきたので本人に聞いてみました。
左利き本人談
「日本語は右手で書きやすくできとんよ。だから字は右手で書かせた方がええ。
習字ほど左手で書きにくいもんはないぞ。」
なるほど~。
今でこそ左利き用のハサミやおたまがあったりと、左利き用アイテムが増えているけど、
自動改札機や自販機等、まだまだ左利きには不便なものがいっぱいある。
左利きはそれに合わせるしかないので、自然といろんなことが両手で使えるようになり器用になるとのこと。
余談だけど、兄貴は字こそ右で書くがぬり絵は左手なんだと。←40ウン年経って初めて知った!!
「右手!右手!」って言われるのは子供ながらに嫌やったな~。
なんで左手やったらあかんのか、納得できる説明をした人はおらんやったし。
左手を使うことは悪で、左の方が使いやすい俺は悪人なんか!と感じとっとたわ、あの頃w
兄貴のポソッとつぶやいた言葉で迷いはなくなりました。
左利きはヤヤコの個性。
お箸を正しく持てていれば左手で食べてもいいやん。
ぬり絵もお絵かきも左手でいいよ。
「し」と「も」は右手で書いてね。
- 2013/05/28(火) 07:05:38|
- ヤヤコ|
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