どうしようもなく世界一カワイイ娘のヤヤコですが、
時には超ワガママできかん坊になり、イライラすることだってあります。
そんな時はあの日のことを思い出し、心を鎮めるようにしています。
あの日とは・・・。
去年の2月頃、里帰りから東京に戻って1ヶ月くらいたった頃だと思う。
その頃のヤヤコはとにかく抱っこしていないとすぐ泣く子でした。
抱っこしてウトウトしてきたのでそっと布団に寝かせてもすぐ泣く。
おっぱいを飲ませしばらくゴキゲンになっても、あっという間にまた泣き出す。
そんなことの繰り返しで、自分の時間が持てないのはもちろん、
家事もなかなか思うようにできない。
洗濯物は干しっぱなし。畳めない。
掃除機もいつかけたか思い出せないくらい・・・。
お味噌汁も作れなくてインスタントのものが続いたこともあったっけ。
家事のいっさいを母親がしてくれてヤヤコの世話にかかりっきりでいられた生活から一変、
東京に戻ってきてからは全部自分でやらなきゃいけない。
なのに何もできない。
そんなイライラが積もりに積もっていたんだと思う。
ある日の夜、ヤヤコがぐずり始めました。
オムツを替えても抱っこしてあやしても泣きやむどころか
体をのけ反らせて大泣きする。
おっぱいを飲ませようとしてもくわえてもすぐ離しては泣く・・・。
どうしたん・・・、かーちゃんにどうしてほしいねん
何をしても泣きやまない、ゴキゲンを直してくれない。
布団に寝かせてお腹をポンポン叩いてみたけど、泣きやむ気配はなし・・・。
そして、カーッとなった私はヤヤコに向かって、
「うるさいっ!泣きやめーっ!!」と怒鳴ってしまいました。
大きな声に驚いたヤヤコは一瞬泣きやんでキョトンと私の顔を見る。
そして、
うぎゃーーーーんっ!!とさらに大きな声で泣き出してしまいました。
腹が減った、眠いんじゃー・・・って、泣くことでしか意思表示できない赤ん坊に向かって
「泣きやめ!」と言ったこと。
大声を出してしまったこと。
一瞬見せたヤヤコの驚いた表情。
自己嫌悪でいっぱいになり、涙がボロボロ出て止まらなくなってしまいました。
泣きながら大泣きするヤヤコをあやしていると、コサム君が仕事から帰ってきました。
コサム君は泣いている母娘の姿を見て、何があったのか大体の検討がついたんだと思う。
コサム君はすっと私からヤヤコと取り上げ自分が抱っこすると、ヤヤコに向かってこう言いました。
「ヤヤコ、おまえはかーちゃんがおらんと生きていけんのやで。
だからあんまりかーちゃんをいじめたらアカン」ヤヤコの気持ちを掴めず、それどころか逆ギレして赤ん坊を怒鳴りつけた私を怒らず、
先にヤヤコを叱ったのです。
コサム君は日頃の私をみていっぱいいっぱいになってることに気付いていたから、
先にヤヤコに言い聞かせたんだと思う。
もしあの時、コサム君が先に私を責めていたなら暴れていただろうしw
ヤヤコは私がいないと生きていけない。
忘れていた大切なことを思い出させてくれた、コサム君の言葉はとっても心に響きました。
あれからヤヤコに怒鳴ることはないけれど、つい大きな声を出してしまうことがたまにある。
その度にすぐに感情的になることを反省するけど、あかんのね・・・。
最近は立場逆転でかーちゃんがヤヤコがいないと生きていけない・・・。
そんな感じです。
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- 2011/01/26(水) 00:00:00|
- 戯れ言|
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