日曜日の夜のこと。
病院から帰ってきて父ちゃんの様子を話ながら夕飯を食べたあと、
そそくさと自分の部屋に行こうとする母ちゃんを呼び止めた。
結婚に向けていろいろ相談したいことがあったからです。
それは、気にしなくていいんやないの・・・
それは、コサム君のお家とも相談せんとあかんね・・・
そのへんは、あんたたちの好きにしなさい・・・できるだけ自分たちで決めようと思ってても、
結婚って家族同士が繋がるわけだし、
あれこれ考えてると自分たちだけじゃ決められないこともいっぱい出てきたのです
私の相談事が終わってもまだ母ちゃんは席を立とうとせず、
話は逸れに逸れて、最後には母ちゃんの愚痴話になったw
しかし、その話・・・、
聞くの
3回目なんですけど
歳をとると誰でもそうかもしれないけど、
ここ数年前から母ちゃんは前にした話を何度もするようになった
前にもその話聞いた!って話を打ち切るのもかわいそうな気がして、
ふんふんって聞いてるんだけど、話は右から左へ受け流していますw
途中、コーヒーを飲みながら更に話があっちこっち飛びまくり、
結局3時間近くも話ししてました
「母ちゃん、眠ないのん?」「そろそろ眠なってきたな」「今日はようしゃべったなぁ~」「こうやっておしゃべりできるんも、あとちょっとやしな・・・」「・・・」私自身もそうだけど、母ちゃんも私が結婚するなんて、
それも遠くへ嫁いでいくなんて思ってもみなかったんだと思う。
20数年前、父ちゃんが脳梗塞で倒れてからずっと父親も兼ねて私達を育ててくれた母ちゃんは、
嫁ぐ娘の父親の気持ちでもあるんだと思う。
ポロッと、
「いつでも神戸帰っておいで」と本音を漏らした
やっと私の結婚が決まって、母ちゃんは肩の荷を降ろしてホッとしてるのかと思ったけど、
淋しさひとしおなんだとわかった。
私も母ちゃんや住み慣れた神戸から離れるのは淋しいけれど、
その先にはコサム君との新しい生活が待っている。
けど、母ちゃんには淋しさしか残らないんだもんね・・・。
一緒にいる時間がちょっと長かったかな・・・
- 2008/01/28(月) 12:53:49|
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